成人の風しん予防接種費用 一部助成制度
風しんは、免疫のない女性が妊娠中に感染すると、生まれてくるあかちゃんに、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気があるなどの「先天性風しん症候群」という病気をおこすことがあります。
妊婦の風しん感染を予防するための対策として、風しんワクチンまたは麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの予防接種費用の一部を助成します。
対象となる人
神戸町に住所を有する方(住民基本台帳に記録されている方)で、岐阜県風しん抗体検査事業で抗体価が基準値(HI法抗体価16倍又は同程度)以下である方、または医師から十分な抗体価がないと診断されている方
のうち、次のいずれかに該当する方
- 妊娠を予定・希望する女性及びその夫
- 妊娠している女性と同一世帯の方
(※妊娠中の方は接種できません。また、接種後2ヶ月は避妊が必要です。)
助成金の額
- ※接種費用のうち、5,000円を町が助成します。
- ※医療機関やワクチンの種類によって金額が異なります。窓口で支払う額は助成後の金額です。
接種の方法
- 下記のものを持参のうえ、事前に保健センターで申請手続きを行ってください。予診票を発行します。
<申請に必要なもの>
- 保険証等の本人確認できる物
- 岐阜県風しん抗体検査事業で抗体価が基準値(HI法抗体価16倍又は同程度)以下であると証明できるもの。
または、
- 医師から十分な抗体価がないと診断されている方は、それを証明できるもの。
(母子健康手帳、検査結果票等)
- 窓口で接種費用(5,000円を除した額)をお支払いください。
接種回数
1人1回
接種にあたっての注意事項
予防接種は体調の良いときに受けることが原則です。健康状態が良好でない場合は、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。
また、以下の方は予防接種を受けることができません。
- 明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)がある場合
- この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシー(接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応)を起こしたことがある場合
- 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する場合及び免疫抑制をきたす治療を受けている場合
- 妊娠していることが明らかな場合
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受けた後の一般的な注意事項
- 予防接種を受けた後約30分は、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 4週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
- 風しんまたはMRワクチンの接種後2ヵ月は避妊が必要です。
副反応
- 麻しん・風しん混合(MR)ワクチン
主な副反応は、発熱、発しん、接種部位の発赤、腫れ、しこり、リンパ節の腫れ、関節痛などがあります。
まれに生じる重い副反応としては、アナフィラキシー、急性血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどが報告されています。
- 風しんワクチン
主な副反応は、発しん、じんましん、赤い発しん、かゆみ、発熱、リンパの腫れ、関節痛などがあります。
まれに生じる重い副反応としては、ショック、アナフィラキシー、急性血小板減少性紫斑病などが報告されています。
予防接種による健康被害救済制度
今回の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じたりした場合には、市町村予防接種事故補償等条例により救済措置を行います。
お問い合わせ保健センター TEL:0584-27-7555