熱中症に注意しよう!!

目次

熱中症とは

熱中症とは、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態で、めまいや吐き気、頭痛、失神等様々な症状をきたし、最悪の場合は死に至る疾患です。誰でもなる可能性があり、運動中だけでなく、室内でも起こります。日頃からしっかり予防するようにしましょう。

熱中症の症状

重症度によってI度(軽症)、II度(中等症)、III度(重症)に分けられます。

I度 (軽症) II度(中等症) III度(重症)
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 筋肉のこむら返り
  • 手足のしびれ
  • 気分不快
  • 頭痛
  • 吐き気や嘔吐
  • 体のだるさ
  • 力が入らない
  • 高体温
  • 意識がない
  • 全身のけいれん
  • 呼びかけに反応しない
  • 真っ直ぐに歩けない、走れない

熱中症予防行動のポイント

暑さを避けましょう

  • 涼しい服装を心がけ、日傘や帽子を使いましょう。
  • 少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動しましょう。
  • 涼しい室内に入れなければ、外でも日陰へ移動しましょう。
  • クーリングシェルターを利用しましょう。

のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう

  • 1日あたり1.2リットルを目安に水分補給をしましょう。
  • 1時間ごとにコップ1杯の水分補給をしましょう。
  • 入浴前後や起床後も、まずは水分補給をしましょう。
  • 大量に汗をかいた時は、塩分も忘れずに補給しましょう。

エアコン使用しましょう

  • 扇風機やサーキュレーターを併用しましょう。

その他

  • 高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がい者等は、熱中症になりやすい方々です。これらの熱中症のリスクが高い方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給等を行うよう、声をかけましょう。

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定について

熱中症対策を強化するため、令和6年4月改正気候変動適応法が施行されました。
神戸町では、環境省から熱中症特別警戒アラートが発表された時など危険な暑さから身を守り、熱中症による健康被害を防ぐ休憩場所として、以下の公共施設を「クーリングシェルター」に指定し開放します。
熱中症特別警戒アラートの発表時や、暑い日にやむを得ず外出した時などに、体調が悪くなる前にご利用ください。


【町指定暑熱避難施設】

令和6年7月9日現在

施  設 開放場所 開館時間 休 館 日 受け入れ可能人数 ①常時 ②警戒及び特別警戒
役場本庁舎 玄関ロビー 8:30~17:15 土曜日、日曜日、祝日 10人
図書館 閲覧コーナー 9:00~17:00 月曜日
(祝日の場合はその翌日)
30人
中央公民館 学習室 9:00~21:00 火曜日
(祝日の場合はその翌日)
10人
保健センター 1階ホール 8:30~17:15 土曜日、日曜日、祝日 10人
神戸町デイサービスセンター 玄関ロビー 8:30~17:00 日曜日 10人
ごうど観光交流館
ひよしの里
サロンスペース 9:00~17:00 火曜日 10人
  • 開設期間中いつでも(6月~9月末)
  • 警戒アラート及び特別警戒アラート発表時(4月24日~10月23日)

※ご利用の際は、各自で飲み物を持参し、施設のルールをお守りください。

  • ◆指定施設については、順次追加していく予定です。
  • ◆町内の店舗等で、クーリングシェルターの活用にご理解の上、一般に開放しご協力いただける施設等がありましたら、保健センターまでお問い合わせください。

熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートについて

~熱中症特別警戒アラートが創設されました~

気候変動適応法が改正され、令和6年4月から、より深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、一段上の熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が創設されました。
これにより、環境省は令和6年4月24日(水)から、「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始します。
この熱中症特別警戒アラートは、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による重大な健康被害が生じるおそれのある場合に、環境大臣が発表するものです。熱中症警戒アラート等が発表されている日には、日頃から実施している熱中症予防対策を普段以上に徹底することが重要です。

「熱中症特別警戒アラート」と「熱中症警戒アラート」の違い

熱中症警戒情報 熱中症特別警戒情報
一般名称 熱中症警戒アラート 熱中症特別警戒アラート
位置づけ 気温が著しく高くなることにより熱中症による人の 健康に係る被害が生ずるおそれがある場合 (熱中症の危険性に対する気づきを促す) 気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人 の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある 場合 (全ての人が、自助による個人の予防行動の実践 に加えて、共助や公助による予防行動の支援) <過去に例のない広域的な危険な暑さを想定>
発表基準 府県予報区等内のいずれかの暑さ指数情報提 供地点における、日最高暑さ指数(WBGT) が33(予測値、小数点以下四捨五入)に達 すると予測される場合 都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供 地点における翌日の日最高暑さ指数(WBGT) が35(予測値、小数点以下四捨五入)に達す ると予測される場合
発表時間 前日午後5時頃 及び 当日午前5時頃 前日午後2時頃 (前日午前10時頃の予測値で判断)
表示色

※ 暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度): Wet Bulb Globe Temperature)は、気温に加え、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標。

熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートの情報を知るためには

環境省熱中症予防情報サイト

熱中症特別警戒アラート、熱中症警戒アラートのほか、全国841地点における暑さ指数(WBGT)の予測値・実況値等、熱中症警予防情報の提供を行っています。1日2回、登録した区域で熱中症警戒アラートが発表されたとき、また1日1回、全国いずれかの都道府県で熱中症特別警戒情報が発表されたとき、速やかにメールでお知らせします。右記二次元コードからご登録いただけます。

熱中症警戒アラートのメール配信サービス(外部サイト)

熱中症に関連するチラシ等

お問い合わせ保健センター   TEL:0584-27-7555   FAX:0584-27-7246