絵画

絵画扁

絹本著色夜叉姫感得地蔵菩薩図(県重文)善学院蔵

  • 絹本著色夜叉姫感得地蔵菩薩図(県重文)善学院蔵
  • 名 称 絹本著色夜叉姫感得地蔵菩薩図
    所在地 神戸町大字神戸
    指定年月日 昭和32年12月19日

    息女が病の床に伏して快くならないので、父の安八太夫が心を傷め、来鍚中の伝教大師の加持祈祷を受け、一心に姫と共に諸仏に祈った甲斐あって、姫の病気は全快した。その喜びを絵に描いたもので、図柄は、安八太夫の息女が病床に起き上り合掌している所へ地蔵菩薩が現れて息女を見下ろしている図柄である。
    絵の大きさは縦1.2m、幅48cm、絹本著色で、江戸時代も初期頃描かれてものと思われる。

絹本著色涅槃絵図(県重文)善学院蔵

  • 絹本著色涅槃絵図(県重文)善学院蔵
  • 名 称 絹本著色涅槃絵図
    所在地 神戸町大字神戸
    指定年月日 昭和32年12月19日

    涅槃図は主として禅寺院に多く見られるが、この涅槃図は緻密で頭北西面して横臥している釈迦を中心とした構図は通様の涅槃図である。この涅槃図は室町時代の優作である。
    条幅の大きさは、縦1.73m、横1.56m、絹本著色である。

絹本著色阿弥陀如来迎之図(県重文)善学院蔵

  • 絹本著色阿弥陀如来迎之図(県重文)善学院蔵
  • 名 称 絹本著色阿弥陀如来迎之図
    所在地 神戸町大字神戸
    指定年月日 昭和32年12月19日

    図柄は金泥で来迎仏が描いてある。衆生臨終の際に阿弥陀如来が彩雲に駕して、遙か下界を望んでおられるところを描いたものである。筆法から見て、鎌倉時代の作とみられる。 更に法衣の麻の葉模様の描法にその特色が現れており、使用されている截金も光沢があり、数百年を経た今日もなお金色鮮やかに残っている。
    条福の大きさは、縦1.18m、幅50.5cmある。

両界曼荼羅(県重文)善学院蔵

  • 両界曼荼羅(県重文)善学院蔵
  • 名 称 両界曼荼羅 2幅
    所在地 神戸町大字神戸
    指定年月日 平成16年1月23日

    両界曼荼羅は平安時代密教の興隆に伴い、教義上特に仏像、仏画に重きを置いたので、こうした曼荼羅が数多く描かれ、これは鎌倉時代のものといわれている。 画面にも損傷の跡はなく、精巧で色彩も鮮明で、金泥の光沢もよく壮麗多彩な画幅である。
    大きさは、横1.43m、縦1.58m、絹本著色密画である。

絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)信願寺蔵

  • 絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)信願寺蔵
  • 名 称 絹本著色親鸞聖人絵伝 4幅
    所在地 神戸町大字末守
    指定年月日 昭和34年7月23日
    親鸞聖人の一代を条幅にして浄土真宗の寺院に所蔵されるのは通例のことである。製作年代の明確なものは少ない。条服の裏面記載の文字(いわゆる御裏書)は
    『釈教如 花押 慶長十八葵丑年八月十八日
    濃州安八郡平野庄  大谷本願寺末守村
    信願寺 願主 釈休昧』
    と書いてある。慶長18年というと1613年である。
    条幅の大きさは、四幅共縦1.275m、横75.5cm、絹本極彩色で表装の器具等も損傷のないりっぱなものである。

絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)性顕寺蔵

  • 絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)信願寺蔵
  • 名 称 絹本著色親鸞聖人絵伝 4幅
    所在地 神戸町大字末守
    指定年月日 昭和34年7月23日
    親鸞聖人絵伝としては慶長年間のものは古い方である。この絵伝も慶長18年の作である。
    御裏には、
    『釈教如 花押 慶長十八年葵丑三月十三日
     濃州安八郡平野庄末守村
      大谷本願寺親鸞聖人之縁起性顕寺常什物也
    願主 釈専了』
    と書いてある。
    大きさは四幅とも縦1.313m、横77.3cmの絹本著色密画である。

絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)永徳寺蔵

  • 絹本著色親鸞聖人絵伝(県重文)永徳寺蔵
  • 名 称 絹本著色親鸞聖人絵伝
    所在地 神戸町大字横井
    指定年月日 昭和46年9月14日

    この絵伝の裏には慶長5年(1600年) 釈教如(花押)の文字があり、絵伝として古い方である。元来絵伝は真宗寺院には何処も寺宝としている。
    大きさは縦1.35m、横77cm、絹本著色画である。

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